ひとつひとつの旋律を歌うように弾くことはとても重要なことです。
ピアノはいろんな音を10本の指で操ることができます。
最大10音一度に奏でることができます。
音楽の三大要素~メロディー(旋律) ハーモニー(和音) リズム(拍子)
ピアノは独りでメロディーもハーモニーもリズムもとれる醍醐味を味わうことができます。
けれど時として ぼお~っとすべての音をひいてしまうことがあります。
ぱ~ん、と鍵盤をたたくと
ぼ~っとしていても 何音も音が重なって 響いている・・・。
不思議な楽器です。
先日 高校時代伴奏を教わった、チェリストの河野文昭先生(現在は東京芸大でチェロを教えておられます。)と、藤森亮一氏(現NHK交響楽団で首席チェロ奏者や東京芸大など数々の大学で教えておられます)、京都芸大の上村先生など、チェロばかりでのアンサンブルにご招待いただき
京都にいってまいりました。(満席でした)
素晴らしい響きでした。
まだ耳の奥に残っているほど
ひとつひとつの音やパートがいい音で鳴っていました。
ピアノを独りで弾く時、
こうでなければいけないと思いました。
低音は低弦のコントラバスのように、
高音ははバイオリンのように・・・。
ヴィオラやそして、チェロのように!
大切に大切にひとつひとつの音を歌いこんで気持ちをこめてひいてこそ
全体で素晴らしい音楽になりうるのだと思います。
どんなに難しい曲でも
ピアノドリーム1でも
バーナムの導入編でも
それは変わらないことだと思います。
それにしても素晴らしい音楽会でした。
けど・・・。
京都の夜はやはり寒かったです!
コメントをお書きください