「思い出 」
クラシックの曲はもちろん大好きですが
バンドを組んでいるので ポップスも大好きです。
でも 実は演歌も好きですf^^;
そして 唱歌は特別です。
私の人生に唱歌は大きくかかわっています。
もちろん 小学生~中学生にかけては毎週学校の授業で歌いました。
中学生のときには 音楽の試験でよく歌わされたものです。
中学生の時に 出会った 音楽の先生は とても尊敬のできる先生でした。
大阪音楽大学の声楽科を卒業されて 中学校で教えてくださっていました。
音楽の授業では 全授業で伴奏をさせていただき、とても楽しかったのを覚えています。
英語の授業でも 数学の授業でも 独り抜けて よく違うクラスの伴奏やら
違う学年の連合音楽祭やらの伴奏に出かけたものです。
(はたしてそれがよかったのかどうかは疑問ですf^^;)
でも楽しかった。
ずっと音楽とかかわりたいと願い 堀川高校音楽科に進学しました。
合格したときはとても喜んでくださいました。
先生と同じ大学に進みました。
教職免許を取得するために 教育実習に行きました。
もちろん 音楽のこの先生を頼りに 実習に行きました。
またこれも楽しかった!
実習では あの有名な「夏の思い出」の曲を中心に教え方を先生から学びました。
クラブもブラスバンドを任せていただき
結局かれこれ 1年近くも 中学校に通いました。
時が流れました
私の息子が小学生になったとき
入学式で この音楽の先生が 息子の小学校に校長として
赴任してこられました。
驚きました
もちろんPTAの執行部もお引き受けしたり
授業もお手伝いさせていただいたりで、
とても楽しい毎日を過ごさせていただいておりました。
息子の小学校はとても恵まれていて、
おかげで音楽がとても盛んで、
しょっちゅう音楽鑑賞会が開かれ
校長先生の独唱(テノール歌手ですから・・・)
やら 吹奏楽やら・・・。
伴奏もたくさんたくさんさせていただきました。
先生の甘いテナーの響きは 忘れません。
細いおからだでしたが
声はピカ一。
素晴らしい音楽の解釈でした。
唱歌がすばらしい・・・。
先生の最後の歌は ドイツの歌でしたが
今でも今でも目を閉じれば すぐに 聞こえてきます。
先生は 息子の卒業を待たずして 亡くなってしまわれました・・・。
最後まで 校長の任を全うされて、あっという間でした。
その年卒業式で 5、6年生が 「ふるさと」を 歌ってくれたとき
来賓席でしたが
涙が止まりませんでした。
唱歌は 特別です。
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